Fateで学べ他者性

FGOのCVに田中美海さんがいるということがFateへの入口だったのだが、バリバリにハマり、なんとかVitaを手に入れダウンロードしたextra。とりあえずネロと玉藻で凛ルートとラニルートをクリアした。すごい情報量だったな。総プレイ時間がすごいことになってる。

Fateの本当に素晴らしい所、個人的には1つの物語に対する視点の多さだと思う。そりゃまずは主人公目線でストーリーを追うけど、他のキャラクターにも感情移入させる点は毎回感動する。extraはランルーくんとかユリウスとか最初認識した時は何!?怖!?としか思わなかったけど、なんか、進める度に、こうなる前にそんなことが……という過去を適度に挟んでくる。嫌いなキャラが出てこないな〜という感じ。

 

1つの物語の中に大量の視点を持ち込むコンテンツは他者性に気づくめちゃくちゃ良いものだと思う。主人公はたまたま作者が特に焦点を当てただけの存在で、他のキャラクター達も楽しかったりつらかったりしてたんだもんな……と逐一考えさせられる。同じコンテンツに様々な作者が参加しているからできることだよな。

個人的に刺さったのはランルーくんで、こういうキャラは大抵おかしなやつだ! 叩け! となって終わりなんだけど、消滅する間際に1人の人間としての視点が送り込まれてきたので感動した。一人ひとりの正義があるんだなと気付かされた。

 

次はCCC。テラはプレイ済なので、年末年始を使って進めておきたい。