唐揚げは人類に反旗を翻すもの

唐揚げを作った。

とんでもなく油がはねて大変つらかった。

鶏という生命を奪って植物たちから吸い上げた油を火という文明で揚げてるって結構罪だな。場合によっては電気だし。IH。この油はねは人類以外の生命が人類の罪を訴えているものなのかもしれない。本当に熱かった。絶叫しながら揚げた。なんか台所もツルツルした気がする。ただ今日はもう台所に立ちたくないので明日頑張ろう。今日台所をきれいにしたのだが。

それにしてもとんでもなかった。でかい油(?)が猛烈にはねて私の右膝に直撃して涙が出た。なにあれ。

揚げ焼きだと普通に揚げるよりはねるらしい。だって油がもったいない。仕方なくやったことです。あのひっくり返した時の

バチバチバチバーーーッ!!!!パン!!!!!バババン!!!!!!

という音と高温の油。しばらく唐揚げを作るのはやめよう。おいしいけど危険すぎる。「家庭料理の定番!」みたいな顔して鎮座してるけどもう騙されないからな。

 

 

スーパーとか唐揚げ専門店ってすごいな。この危険と毎日向き合っておいしい唐揚げを作ってるわけでしょ。もう心折れるじゃん。私は右半身に高温の油が当たりまくって今日だけで折れたが。衣もなんか均等にならなかったし。でも唐揚げを作る人たちはちゃんと作っている。素晴らしい。鶏肉を常温に戻して切って下味をつけて揉み込んで衣をまぶして油に入れて揚げて油を切ってパックに詰めてあの値段か。安。感謝だな。